板橋区平和公園は板橋区常盤台四丁目3番にある公園で、東武東上線「上板橋」駅から徒歩6分ほどの位置にあります。

園内は約2万㎡と広大な敷地を誇っています。

住宅地にあり、入園無料で誰でも気軽に利用することが出来るので、ジョギングやランニングのコースとして活用している方や、遊具などで遊ぶ子供の姿見られるので、老若男女問わず愛されている公園です。

園内は緑がいっぱいなので、都会の喧騒を忘れてリフレッシュするのにも最適なスポットとなっています。

板橋区平和公園の敷地は、元々は旧東京教育大学の寄宿舎の跡地でしたが、1985年12月に公園が完成しました。

その際、板橋区が平和都市宣言を行なったことにちなんで「板橋区平和公園」という名前にしたようです。

また、第二次世界大戦中は陸軍高射砲陣地が築かれていたという歴史もあります。

板橋区平和公園にはその名の通り、平和についての石碑や石像などが数多く見受けられます。

中でも代表的なのが「平和の灯（ひ）」のモニュメントで、こちらは広島市平和公園にある「平和の灯（ともしび）」と、長崎市平和公園にある「誓いの火」とを合わせたものとなっています。

また、園内にある「へいわの池」は池の形がそのまま「へいわ」という文字をかたどっているなど、平和に対する想いが随所に込められているのが特徴です。

また、園内の各所に第二次世界大戦中の板橋区の被災状況を詳細に伝える情報版が設置されているため、当時の事を深く知りたいという方にとっても価値がある公園です。

板橋区平和公園は前述の通り、様々な遊具が設置されているのでお子さんを連れて遊ばせるのにも適した公園となっています。

また、その他にも広いスペースを活かしてキャッチボールをしたり、ジョギングをしたり、体を動かすにはうってつけの場所と言っていいでしょう。

最近運動不足が気になっているという方は、ぜひ板橋区平和公園で思う存分体を動かしましょう。

板橋区平和公園には園内に約50本のソメイヨシノの木が植えられています。

そのため、春になると満開の桜目当てにお花見に訪れる人も多いようです。

また、ソメイヨシノの他にチューリップなどの花も植えられているので、こちらも見どころとなっています。

桜の見頃は3月中旬から4月上旬頃となっていますので、あなたもぜひ、ご家族やご友人の方々と一緒に板橋区平和公園に足を運んでみて下さい。

前述の通り、板橋区平和公園は緑豊かな公園なので、春の桜だけではなく秋の紅葉も見応えがあります。

紅葉を眺めながら園内をゆっくりと散歩するというのも風情があっていいですよね。

四季折々の風景を楽しむことが出来るのも、板橋区平和公園の魅力となっています。

板橋区平和公園では現在板橋区中央図書館の建設作業が行われています。

元々板橋区中央図書館は別に存在するのですが、旧中央図書館は1970年の建設で、現在では50年程の年月が経っています。

そのため老朽化が進んでおり

・エレベーターが設置されいない
・パソコンの席数が少ない

など不便な点も多く見受けられるため、新たな図書館の建設計画が立ち上がりました。

それに伴って、以前はバーベキューの貸し出し・利用などが可能でしたが2019年3月15日を最後にサービスが終了してしまいました。

また、2020年10月から2021年3月までの期間中、町会のお祭りや幼稚園の運動会などによる一時占用も不可能となっています。

バーベキューなどが出来なくなってしまうのは残念ですが、板橋区中央図書館が完成したあかつきにはまた新しい活用の道が拓かれることでしょう。完成するのが今から楽しみですね。

2020年9月1日に、板橋区平和公園のすぐ向かいに「ベーカリーカフェLe Trefle」がオープンしました。

こちらではコーヒーやカフェラテ、こだわりのパンを使ったサンドイッチなどを提供しています。

テイクアウトも可能なので、緑豊かな公園でのんびりとランチタイムを楽しむというのも趣があっていいでしょう。

今回は板橋区平和公園についてご紹介させていただきました。

板橋区平和公園はジョギングなどの運動に活用することが出来る他、春の桜や秋の紅葉などを楽しむことが出来るため、のんびりとした穏やかな時間を過ごすのにもうってつけの公園です。

すぐ隣には、楽しく遊んで科学を学べる板橋区立教育科学館がありますので、そちらにも足を運んでみてはいかがでしょうか。

また、平和の灯やへいわの池、被災時の情報版などを見ながら平和について今一度考えてみるのもいいかもしれませんね。

あたなもぜひ、板橋区平和公園に足を運んでみて下さい。